感謝の声

奨学金を受給している奨学生や海外研修等に参加した学生、強化指定運動部の選手や監督からの感謝の声をご紹介します。

教育研究支援

海外留学促進奨学金 アクティブ型


経営学部
第2部経営学科4年
会田 周平
取材日:2019年5月


将来の夢にも繋がった
充実した留学生活は手厚い支援のおかげ

グローバルな視点で経営を学び、さらに高度な英語力も、と考えていたので、留学は絶対に挑戦したいものでした。幸い留学向けの奨学金支援を受けることができたので、留学資金のためのアルバイトも無理のない範囲にとどめ、日々の勉強や留学に向けた英語の特訓に打ち込むことができました。 留学先のカナダの大学では、英語の学術論文を読んで要約や批評をしたり、自分で小論文を書いてプレゼンテーションするなど、非常にレベルの高い、充実した授業を受けました。英語の上手な他の留学生や、現地の学生とも積極的に交流し、新しい英語表現をどんどん吸収して、それを実際に使うことをくり返し、実践的な英語力を養っていきました。実際、留学前に受けたTOEICのスコアは750点でしたが、帰国直前には840点までアップし、自分でも驚きました。 帰国後は、学内にある英語学習の施設「ECZ(English Community Zone)」のスタッフや、外国人留学生のサポートスタッフとしても活動しています。自分が留学の夢を実現する際に大学に支えてもらったように、頑張る人を支援できるような活動に将来携わりたいと考えています。


海外留学促進奨学金 グローバルリーダー型


文学部
英語コミュニケーション学科4年
岩倉 響
取材日:2019年5月


奨学金があったから
留学という夢に向けて突き進むことができた

昔から留学することが夢で、大学も留学を積極的に応援してくれるところを選びました。弟や妹がいるため親の負担を少しでも減らしたいと考えていた自分にとって、海外留学促進奨学金は金額も大きく、ありがたいものでした。これによって留学への意欲も強くなり、英語学習など留学の準備にも力が入りました。 留学先をオーストラリアに決めたのは、気候が温暖で、独特の多文化社会に興味があったから。大学の授業では、実際の地方議会の様子を現場で見学するなど、貴重な体験の連続でした。また、現地の中高一貫校で行われる日本語の授業にスタッフとして参加し、学習のサポートもしました。 留学中は、「完璧な表現でなくてもとにかく伝えよう」という気持ちで積極的に話したり、レポート提出のために英語の資料を毎日読み込んだりしたおかげで、スピーキングやリーディング能力はかなり向上しました。帰国直前にひとりでシドニーを旅行した際は、物怖じせずに何でも行動できる自分自身に成長を感じて嬉しかったです。将来は世界をフィールドとして活躍できる人材になりたいです。貿易関係の仕事などを通じ、日本人のみならず海外の方の生活が豊かになるお手伝いをしたいと考えています。


海外留学促進奨学金 グローバルリーダー型


国際地域学部
国際地域学科3年
小澤 雅志
取材日:2018年10月


支援で実現できた
海外で環境政策の「現場」に行く夢

故郷の福島県で東日本大震災での原発事故を身近に体験したことがきっかけで、大学では資源エネルギー問題や環境政策について学んでいます。環境先進国であるEU圏にも行ってみたいと思っていましたが、親への負担を考えあきらめていました。そんな時、海外留学促進奨学金のことを知り、「留学にチャレンジしてみたい!」と気持ちが変わりました。 留学先は、縁あって受けることができた、協定校で環境系の学びができるブルガリアです。留学までは、英語能力判定テスト「I ELTS」対策の講座を受けたり、週末は外国人観光客をガイドするボランティアに参加するなどして、語学力やコミュニケーション能力の向上に努めました。ご支援が受けられることで、モチベーションもさらにアップしたと思います。留学中は、学校での学びはもちろん、人々の暮らしぶりから、政府による環境政策と実際の国民意識の差など、リアルな現状を日々たくさん目にして、とても視野が広がりました。この経験を活かして、エネルギーの自給自足ができる社会を作るために、今後も大学での学びに力を入れていきたいです。


海外留学促進奨学金 チャレンジ型


文学部
英語コミュニケーション学科3年
大庭 千明
取材日:2018年10月


奨学金の存在が
海外インターンシップに挑戦する力になった

観光業界で働きたい自分にとって、日系旅行会社のニュージーランド支店で働ける海外インターンシップは、絶対に挑戦したい内容でした。しかもニュージーランドの高校に通っていた私にとって、ニュージーランドは「第二の母国」のような存在。自分なら、日本人観光客にこの国の魅力を伝える力になれるという思いもありました。費用面で不安もありましたが、奨学金支援のことを知り、そのおかげで親にも迷いなく「海外インターンシップに行きたい」と伝えることができました。 現地では、語学学校に通った後、2週間の企業活動を体験しました。ツアーの旅程表作成や、現地のホテルやガイドの手配、ホテルの視察、観光モデルプランの作成など、幅広い仕事をさせてもらいました。現地の人とのやり取りなどでは、観光やビジネスに関する英語の専門用語も多く出てきます。自分の至らなさも痛感しましたが、貴重な体験の連続で毎日ドキドキしていました。 将来は、日本に来た外国人に観光を通じて日本の魅力を伝えることを目指しています。そのために英語はもちろん、日本文化や異文化コミュニケーションなどをもっと深く学んでいきたいです。


海外留学促進奨学金 ファーストステップ型


ライフデザイン学部
健康スポーツ学科3年
内田早紀
取材日:2017年10月


奨学金支援があったから踏み出せた
学部留学プログラムへの一歩

入学時から目標として掲げていたのが、海外留学。カリキュラム外での英会話のクラスを受講したり、 TOEICの勉強を強化するなど準備を進め、2年次の春休みにカナダでの短期留学が実現しました。 ライフデザイン学部の特別プログラムだったため、カナダのスポーツ文化やアクティビティなど、 通常の語学留学ではできない体験をすることができました。当初は金銭面での不安もありましたが、 思い切って挑戦することができたのは、海外留学促進奨学金のおかげ。英語力の強化や金銭面での支援など、 大学の充実したサポート制度が、留学へ向けて背中を押してくれたと言っても過言ではありません。 この留学をきっかけに、将来の就職先にも海外とのつながりを 意識するようになり、英語の勉強にますます力を注いでいます。


海外留学促進奨学金 チャレンジ型


理工学部
建築学科2年
本間世蓮
取材日:2017年10月


交換留学の実現を目指して挑戦した
語学力強化のための短期留学

大学で建築を学びはじめて気づいたのは、さらに深く学び、発想を広げるには、多角的な視点が必要だということです。 それ以来、大学の制度を活用して語学力を伸ばすことに専念しています。 次第に交換留学を考えるようになり、その準備として挑戦したのが今回の短期留学でした。 セブ島の語学学校SMEAGで朝から晩までのマンツーマン授業はハードでしたが、着実に自信につながっていきました。 授業では、自己アピールをしたり、日本と他国の文化比較をしたりすることが多かったので、 自分自身と向き合うことができたいい経験だったと思います。そんな大きな一歩を踏み出すことができたのも、奨学金支援があったから。 この支援のおかげで、交換留学という次なる目標に挑戦することができます。


奨学事業の充実

東洋大学第二種奨学金(経済的修学困難者奨学金)


総合情報学部
総合情報学科4年
名波 萌々子
取材日:2019年5月


支援があったおかげで
自分の好きな学びに打ち込み続けられた

私は中学生の頃から野球が大好きで、将来も野球に関わる仕事がしたいと考えていました。東洋大学の総合情報学部総合情報学科の心理・スポーツ情報コースは、自分が興味を持って学べて、将来にも繋がるところだと感じました。また、総合情報学部のある川越キャンパスには全国的にも強豪校である野球部のグラウンドがあることも魅力でした。親には「大学はお金のかからない地元に進学しなさい」と言われましたが、説得して関東への進学を決めました。とはいえ、ひとり暮らしの出費も大きいし、妹もいるので家に負担もかけられず不安だったところ、大学独自の奨学金を知り、とても安心しました。授業料の半額相当と金額が大きく、また、支援を受けるからこそ責任感も生まれ、夢に向かい日々頑張ろうと前向きな気持ちになれました。 もうすぐ卒業研究ですが、野球部の仲間たちに協力してもらい、心理テストを活用した選手特性の研究などをテーマに考えています。もちろん、研究データは提供して、部の活動にも活用してもらうつもりです。在学中はずっと野球部を応援して、彼らの頑張りに元気をもらっていたので、そんな形で恩返しがしたいと思っています。


東洋大学第二種奨学金(経済的修学困難者奨学金)


ライフデザイン学部
人間環境デザイン学科3年
北村 翼
取材日:2019年5月


誰かが自分を支えてくれている
その幸せを実感

普段は、人と生活に関わる環境においての様々なデザインについて、ものづくりを通して学んでいます。私の家は母子家庭で、経済的な事情から4年間学費が必要な大学進学は厳しい状況でした。しかし、どうしても大学で自分が興味を持てることを学びたい気持ちが強く、在学中は食事などの諸費用を自分でまかなうことを条件に大学への進学を決めました。大変なことは覚悟していましたが、想像以上にお金がかかり、アルバイトを増やし過ぎると日々の勉強に支障が出るのが心配でした。そんな時に知ったのが、給付される大学奨学金の存在です。例えば自宅で課題の作業をするには、性能の高いパソコンが必要で、そのような高価なものも奨学金でまかなえるのは助かります。 母子家庭になってから、社会的に支援を受けることの厳しさを痛感していたので、誰かが自分を支えてくれているという事実は、心の支えにもなります。 今はグラフィック系のデザインの勉強に興味をひかれています。将来もそういった分野の仕事で、大学で身に付けたスキルを活かしていければと考えています。


東洋大学第一種奨学金(学業成績優秀者奨学金)


情報連携学部
情報連携学科2年
秋元 隆範
取材日:2018年10月


奨学金のおかげで
大学での学びを応用していける

自分は2017年にできた情報連携学部の1期生です。新しい学部でゼロから切り拓けることに魅力を感じたし、「学内通貨」の発行など将来に向け画期的な構想を掲げている坂村健学部長の理念を知り、「すごい!」と感動して入学しました。 大学では、自分たちでプログラミングを行ったり、アプリケーションの作り方を学んだり、レベルの高い授業ばかりで刺激を受ける毎日です。1年次の成績が良かったので奨学金の支援をいただき、パソコンやi Padなど高額な機器の購入に充てることができました。自分は北海道から出てきてひとり暮らしをしているので、ご支援は大変ありがたかったです。 今、授業で学んだノウハウを活かして、学内で使えるアプリケーションを友達と開発しているところです。授業で分からないことを学生同士が「仕事」として受発注して教え合う、そんなことが可能になるアプリです。その開発にも、購入した機器類がとても役立っています。今後はさらにたくさんの学生と協力しながら、実現に向けて頑張りたいです。


「独立自活」支援推薦入試[*]

*「独立自活」支援推薦入試は、イブニングコース(第2部)を第一志望とする受験生で、 日中は白山キャンパス内の大学事務局などで働きながら、夜間に学ぶことを前提とした入試です。 奨学金として学費の半額相当が4年間支給されます。

社会学部 第2部
社会学科3年
川原愛美
取材日:2017年10月


働くこと、学ぶこと、生活すること。
そのすべてに全力で 取り組めるよろこび

長野県出身の私にとって、東京の私立大に進学することは手の届かない夢でした。 経済的事情で、高校卒業後は就職を考えていたので、今こうして東洋大学で学べていることは、 想像もしていませんでした。そんな夢が叶ったのは、「独立自活」支援があったから。 この制度が再び進学への希望を持たせてくれたのです。現在は大学の広報課で働きながら、 イブニングコース(第2部)で学んでいます。仕事と学業の両立は簡単ではありませんが、 社会で役立つ生きた学びと自活という経験は、かけがえのない財産。計画的に貯金して海外へのボランティア活動に参加するなど、 興味のあることにお金を使えるのも奨学金のおかげです。「独立自活」支援は、 東洋大学が与えてくれたチャンス。 日々学べているよろこびを、実感しています。


用途指定型支援

強化指定運動部支援


食環境科学部 食環境科学科スポーツ・食品機能専攻4年
サッカー部(女子)
松井 彩乃
取材日:2018年10月


充実した環境で
支援への感謝をもってさらに高みを目指す

板倉キャンパスは、寮、グラウンド、学校が全部近くて、サッカーに集中できる最高の環境。ここで39名の部員が毎日練習に励んでいます。私が1年の時にリーグ1部に昇格し、実績を積み重ねながらいいチームになってきていると思います。 寮では、共用場所をみんなが率先してきれいにするなど他人を気遣い、学年を問わず互いの部屋を行き来して密にコミュニケーションをとっています。さらに週に一度は勉強会を設けて、授業で分からないところを教えあったりもしています。こういう積み重ねが、試合終了間近など、ここぞというところで良いチームプレイができる要因になります。 皆さんのご支援のおかげで、昨年はボール50球、さらに近々、日本代表も使っている、心拍数を計測する機器を導入予定です。大学生でこういった機器を使えるのは本当にありがたく、恩返しのためにも絶対に良い結果を出したいです。もちろん目指すは日本一。そのために個々がレベルアップを怠らず、お互いを引っ張りあえるチームづくりを目指していきます。


強化指定運動部支援


経済学部 第1部 経済学科3年
陸上競技部 男子長距離部門
小笹 椋
取材日:2017年10月


支援あってこその質の高い練習、
その感謝の想いは 「結果」で伝えたい

現在、男子長距離部門の選手は50名ほど。寮で共同生活をしながら、毎日の練習に励んでいます。 今年は、ご支援のおかげで遠征用の運搬車を購入し、強化合宿を10回以上行うことができました。 いい環境で行う質の高い練習は、個々の技術力の向上につながるだけでなく、精神力を鍛えたり、 チーム内でのいい雰囲気や円滑なコミュニケーションを育む重要な機会でもあります。 駅伝に欠かすことのできない絆が強くなるのも、この濃厚な合宿の時間です。日々鍛えている技術力、 精神力、団結力をベストなコンディションに保ち、最大の目標である「箱根駅伝」に臨みます。 ご支援への感謝の気持ちを、結果でお伝えできるように頑張ります。応援のほど、よろしくお願いいたします。

2018年第94回箱根駅伝にて、総合第2位(往路1位・復路2位)、
小笹選手は10区区間賞という成績を収めました。応援ありがとうございました。



強化指定運動部支援


ラグビー部
監督 福永 昇三
取材日:2019年5月


充実した環境で
支援への感謝をもってさらに高みを目指す

今年のスローガンは、「ラグビーを純粋に楽しもう」。日本でワールドカップが開催される 年だからこそ、部員たちにはラグビーの魅力を改めて感じてほしいです。今年は大きなイベントが目白押しで、埼玉県の親善大使として、ドイツのドブランデンブルグ州に行って大会で試合をしたり、オーストラリアのクイーンズランド大学という強豪チームが来日して、我々と試合をしたりする予定です。こういった海外チームとの試合という貴重な経験は、部員たちの大きな糧となると思います。 私もかつてこのラグビー部の一員でしたが、当時と比べて、最新設備を揃えたトレーニン グジムや、栄養士付きの食堂など、今の環境の充実ぶりには驚きます。こういった恵まれた 環境の中で、ラグビーでは最も重要なコミュニケーション能力を、意識的にどれだけ伸ばしていくかが課題です。目標はもちろんリーグ昇格、そして日本一になることですが、そのための土台作りをしっかり行いたいですね。 昨年、監督になった際に、19 6 0 年の創部当初のメンバーの方に激励をいただき、改め て部の歴史の重みも実感しています。皆様からのご寄付も、選手が身に付けるものや試合 で使用する応援グッズなど、目に見える形で、皆様とチームを繋げるようなものに活かして いければと考えています。そして私たちの試合で感動していただけるよう、結果を通して恩 返ししたいと思っています。応援よろしくお願いいたします。


強化指定運動部支援


ボクシング部
監督 三浦 数馬
取材日:2018年10月


勝つチームとは、規律や礼儀を守り、集中して自分たちを追い込む、活気に満ちた練習ができるチームです。監督に就任して5年目ですが、学生たちにその考えが浸透してきたのを感じます。 近年は全日本ボクシング選手権でチャンピオンを輩出し、関東大学ボクシングリーグでは1部で各大学と激しい接戦を続けています。ご支援のおかげで、春に奄美大島、秋に青森県へ合宿に行き、集中的にトレーニングができています。また、今後はオリンピック候補選手の海外遠征にも役立たせていただくつもりです。国籍の裾野が広いアマチュア の世界では、海外で多様なボクシングスタイルに慣れて自信をつける必要があります。 1961年創部のボクシング部は、長い歴史と伝統があります。大学職員として勤務しながらロンドンオリンピックで金メダルを獲った村田諒太をはじめ、これまで数多くの素晴らしい選手を輩出してきました。しかしその栄光に捉われることなく、今後も全日本ボクシン グ選手権の優勝者の輩出、関東大学ボクシングリーグでの初制覇という目標に向けて頑張ります。そして2020年の東京オリンピックの代表を出し、メダルを獲る。そういった結果の数々で、支援者の皆さんに恩返しがしたいです。 今後も応援よろしくお願いします。


強化指定運動部支援


陸上競技部女子長距離部門
監督 永井 聡
取材日:2017年10月


女子長距離部門も今年で創部6年目。選手層も厚くなり、競争意識も年々高まってきました。 ご支援のおかげで遠方での大会に出場したり、高地トレーニングを行うなど強化活動がより充実し、 「関東大学女子駅伝2017」では、初優勝を果たすことができました。 これからも、日本のみならず世界でも活躍できる選手を育成して参ります。応援のほどよろしくお願いいたします。